加害者と被害者。

私たちの神は何処に居るのでしょう。

私たちは何を信じれば報われるのでしょうか。

私たちの正義とは何なんでしょうか。


そんな事を感じる今日この頃。。


今日もテレビで交わされる討論。

以前話題になった食品偽装問題。

告発した男性は肩身の狭い思い生活を強いられているという。

この男性は消費者の為に行った行いがなぜ？


確かにその行いがきっかけで多くの人が悲しむ結果に

なってしまった事は事実ではあると思う。


でもそれは“善意”だと思うんです。

私に何が出来るわけでは無いんですけど。。

でも彼は60代前後で役員として就任し、

偽装に気付くも家族の為、職員の為、働くしか無かったと。

その為に何とか行政に動いてもらおうと取り合ったり。


私は彼も“被害者”だと。。


先週テレビで放送していた『ユナイテッド93（映画）』。

ご存知の通り、9月11日のドキュメンタリー映画。

私は有無も言わずテロリストが“悪”だと決め付けていた。

確かに我々からしたら当然“悪”な訳で。

しかし、冒頭から唱えられる神への信仰。


『ん？』


私はよく分からなくなった。。

だって神ですよ？

私は信仰など派などありませんが、

人並みに感謝し、人並みにすがる事もある。。


それは私たちの希望の光。


彼らもまた被害者…なのだろうか。

手を下し、多くの被害者を出した実行犯。

しかし彼らに指示を出した、別の組織があるとすればどうだろう。

信仰の深い彼らを良い様に丸め込み、それを“神”だと

あだめられたとしたら。。

正直映画なのでどこまで信じて良いのか分かりませんが。。


正義と悪と被害者と加害者。

この境界線って？

タグ：食品偽装 ユナイテッド93